さて、前回の記事で書いた通り、今回は
「学校非公式サイトのメリット・デメリット」について書いてみたいと思います。
まず始めに、学校非公式(裏)サイト問題で有名になった「学校非公式(裏)サイト」とは、以前TV等で取り上げられていた学校の直接的な管理が行き届かない場所で生徒若しくは関係者が学校の公式サイトとは別に立ち上げたサイトの事で、その多くは掲示板等を主なコンテンツとしています。
そこで、まず最初に出てくるのが「非公式サイトがいじめの現場になり得る」という問題です。
インターネット上では基本的に匿名※で有ることから、それを利用して自分の身分を隠しつつ、掲示板に誹謗中傷を含んだ書き込みを行ったという例も多数あります。匿名だと思い込んで、利用者がサイトに有害情報を書き込むという事もあるでしょう。
この問題に関しては、サイトの運営側が厳正なる対処を行って行く事。また、そのような書き込みが出来ないような空気作りをする事が大切です。街の落書きも同じ事なのですが、何処か一カ所に落書きをされると、そこからカビが繁殖していくように落書きが広がって行きます。そして、気づいたときには街全体が落書きだらけになってしまって手の施しようが無い。実際、犯罪が多発していたニューヨークでも市内の落書きを一掃する事で犯罪自体も激減したとか。
そういえば、TBSの某番組でも裏サイトを見た教師役の人物が「便所の落書きじゃねーか!」と憤慨するシーンもありましたね。これはおそらく掲示板に書き込まれた誹謗中傷を見たという設定だったと思う(掲示板を裏サイトとして定義していた?)のですが、ここで重要な事は裏サイト=便所の落書きなのではなく、裏サイトに書き込まれた誹謗中傷等の書き込みを便所の落書きとして表現しているという点です。こだけは誤解しないでいただきたく思います。
と、このように見てみると、問題の解決策も見えてくるような気がしませんか?「そんなに簡単な物じゃない」等と言われるかもしれませんが、一つの方向性として見ていただければ満足です。
ではまず、学校非公式(裏)サイトを一つの「街」として見てみましょう。また、そこに書かれている誹謗中傷等の書き込みは「落書き」とします。さて、ここで出てくるのが先に書いた街の落書き問題です。日本でも、繁華街等で未だに落書きだらけの街があります。また、同時にニューヨークでの落書き撲滅活動の成果も見てみましょう。ニューヨークでは落書きを消す事で犯罪自体も激減したそうです。
なんとなく、言いたい事がわかっていただけましたでしょうか。
「学校非公式(裏)サイトを実際の街と考える」
すると、学校非公式(裏)サイトの「存在自体がダメ」なのではなく、そこにある「落書きを放置している事がダメ」で有ることがハッキリ見えてくるのではないでしょうか。
同様に、学校非公式(裏)サイトを街と捉える事で、学校非公式(裏)サイトのメリットも見えてきます。
街は、発展する事で流通の場としてはもちろん、交流の場としても活用されます。
学校非公式(裏)サイトの場合は、そこで生徒同士の交流が生まれ、さらには実世界においての交流と繋がっていきます。
これは大きなメリットでは無いでしょうか。
最近よく、何も考えずに「インターネットの掲示板は匿名だからダメなんだ!」と言い張られる方(笑)もおられますが、考えても見てください。
あなたが街を歩く時、ショッピングセンター等に行った時でも構いません。最初にすれ違った人の名前がわかりますか?
確かに、インターネットでは「相手の顔が見えない」という問題はあります。
しかし、代わりにIPアドレス等の情報が記録されています。
実社会でも同じ事なのですが、たとえばショッピングセンターを歩いている時、最初にすれ違った人の名前は(知り合いで無い限り)一般人は知ることが出来ないというだけであって、ショッピングセンターなり街の防犯カメラなりに記録されている顔や特徴さえあれば、権限を持っている機関(警察等)は住所氏名はもちろん、様々な情報を知ることが出来ます。
インターネットでは「顔」を見ることは出来ませんが「IPアドレス」を見ることができます。
逆に、顔や服装で有れば似ている人が居るかもしれませんが、IPアドレスやMACアドレスと言った物は、それだけでアクセスした場所くらいは一点に特定する事が可能※です。
・・若干話が逸れかかってしまいましたが、メリット・デメリットに関して書いてみました。
また、この記事に書いた事からデメリットにあげられた「いじめの現場になる」「有害情報が書き込まれる」について、解決策を導き出す事も出来ます。
すぐに実行可能な物としては、
・管理者は、有害情報や特定人物に対する誹謗中傷書き込みを全て即刻削除する。
・適切なログを収集する。
の2つでしょうか。
また、ここでは「管理者に運営放棄等の問題が認められる場合」については触れていませんが、その点についてはまた別の方向からのアプローチになると思うので、次の機会に書いてみたいと思います。
長い記事でまったくまとまりの無い文章でしたが、最後まで読んでくださってありがとうございました。
※権限を有した機関であればインターネット上でも個人の特定が可能です。
ですので、インターネットも完全な「匿名」ではありません。