学校裏サイトへの対策。

Tomiichi.com (2007.11.08)

最近ニュース等で取り上げられている「学校裏サイト」について、当サイトとして考える対策。

学校裏サイトの問題点

 学校裏サイトの問題点として一番に挙げられるのが“ネットいじめ”という言葉を生み出した事にも関係すると思いますが、「いじめの温床となる危険性がある」という点だと思います。
ネットを介したいじめについてはニュース等でも取り上げられるようになりましたが、中には生徒の自殺に繋がったケースもあったようです。
では、なぜ裏サイトがいじめの温床になってしまうのか、と言う点について考えてみましょう。
そもそも「学校裏サイト」と呼ばれる物についてはそのほとんどが生徒や関係者等によって作成された物であり、学校側も把握していないケースが多いと言われています。もちろん、サイト自体の存在を知らないとなればその中で行われている会話や書き込みについて知ることは出来ません。
内容について知ることが出来なければ、サイト内でやりとりされている内容に問題があったとしても対処する事ができません。対処がされなければ、利用者(主に生徒だと思います)による無法地帯そのものであり、さらに新たないじめに繋がる内容が取り扱われる危険性もあります。

具体的な対策

  ここまで、学校裏サイトに関連する問題点を挙げてきました。
大きく分けて、
・学校・地域が裏サイトの存在を把握しきれていない。
 (存在を知らなければ裏サイトに対して対処を行う事もできない。)
・対処がされなければさらなる被害を発生させる可能性がある。
の2つです。
次はこれらの問題点にどのように対処すべきなのか、Tomiichi.comとして考える対処法を書いてみたいと思います。
まず、何をするにもまずは裏サイトの存在を「知る」事が大切です。
しかし、意図的に見つからないように工作をしている場合もあるので、存在を確認する事(サイトを発見する事)は簡単ではありません。googleYahoo!等で検索しても出てこない(または意図的に出さない)サイトも多く存在するでしょう。
また、裏サイトの中でも携帯専用のサイトである場合も多いようですので、そのような所も探さなければならないでしょう。
裏サイトを発見する事は、大変です。
しかし逆に言えば、裏サイトを発見してしまえば対処の8割は終わったも同然です。
この段階ではコレといった対処法というのは無いわけですが、検索のコツとしては、検索ワードに学校名や、学校名の通称(○中、○高 等)に併せて“噂”や“○○(実在する教師等の名前や通称)”等のワードを組み合わせていく事で発見に近づく事が出来るかもしれません。
続いて2点目、いじめを助長する書き込み等に対して適切で根本的な対処がされなかった場合、そのサイトは悪い意味で勢いに乗ってしまう可能性があります。
対処が行われなかった結果、ネットいじめに繋がる内容が日常的に書き込まれるようになり、それが普通になってしまうのです。
一度そうなってしまうと収拾する事は困難であり、本当であれば、勢いに乗ってしまう前に叩いて(対処して)しまいたい物です。
また、学校裏サイトに限らず、インターネット上のホームページやブログ・掲示板等は簡単に、しかも数分で作成する事ができるため、ただ単に一度削除するだけでは新しいサイトが誕生するだけですので、まったく意味がありません。
ではどうすれば良いのか、ここからが今回の記事で書きたかった事なのですが、
Tomiichi.comでは「生徒のコミュニテイを移住させる」という案を考えました。
裏サイトがいじめの温床になるそもそもの原因は「裏サイトが存在するから」ではなく、「裏サイトを生徒が利用しているから」なので、今まで裏サイトを利用してきたユーザーを地域や学校等の管理が行き届く場所に移住させてしまうという案です。
もちろん、それを実現するには裏サイトに代わる機能やそれ以上の魅力が備わっていなくてはなりませんし、中途半端な対策では、逆にこちらの(地域や学校側が用意したコミュニティ)批判をネタにして裏サイトコミュニティがさらに発展してしまう恐れもあるでしょう。
実際に対策を行う際には、コミュニティの立ち上げ・生徒への周知活動と共に裏サイトのスペースを提供している会社等に働きかけてサイトの削除等も行う必要が有るでしょう。また、やるからには徹底的に行う必要があります。
#しかし、希なケースですが、裏サイトが自宅サーバー等で運用されている場合は法的機関によらないと削除する事はできません。
ここまでの事ができ、生徒コミュニティの“移住”が無事に終了すれば、あとは不適切な書き込み等を削除するなどの運用を行っていくだけですので
特に問題はないだろうかと思います。
一つ、運用上のコツとしては「生徒が楽しめるコンテンツを連続的、若しくは定期的に用意する事。」です。
せっかく移住に成功したとしても、そのコミュニティに飽きておもしろさを求める生徒によって裏サイトコミュニティが復活したのではおもしろくありません。
なので、この点については各ケースによっても異なってくるのですが、何らかの形で「生徒が楽しめる」物を用意する必要があるでしょう。
以上、いろいろと考えてきましたが、これに似たサービスを発見しました。
その名も「スクールガーディアン」
株式会社ガイアックスが提供するサービスで、コミュニティ(裏サイト)の検索、脅威診断、対応策提示、監視までを行ってくれるサービスです。また、このサービスではネットいじめに有っている生徒や保護者向けに通報窓口も用意しています。
Tomiichi.comとして、「このサービスを利用すれば絶対に解決する。」とは言えませんが、対策を行っていく上で大変心強い存在で有ることには間違い有りません。
学校裏サイト問題はとても難しく、「こうすれば良い」というような物が無いので大変ですが、一度このような専門の業者に相談してみるのも一つの手ではないでしょうか。
以上、長くなった上に最後は専門業者の紹介で終わってしまいましたが、基本的な考えは解っていただけたかと思います。
最後になりますが、今後もTomiichi.comとして、学校裏サイト問題について動向に注目していきたいと思っておりますので、
今回の記事の件に関する事も含め、ご意見・ご感想がございましたらお気軽にメールにてお知らせいただければと思います。
よろしくお願いします。

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