【携帯電波状況調査】
by 富山第一高校-Tomiichi.com


 皆さんが普段から利用している携帯電話。しかし、携帯電話は電波が来ていて初めて使えます。
その「電波」について、富山第一高校-Tomiichi.comでは以前からFOMA VS SoftBank3G等の特集記事を通して注目してきました。
 というわけで、このページでは主に北陸、特に富山県の電波状況について、事業者ごとの比較を含めてまとめて行きたいと思います。


■基地局数から見る電波状況

 電波状況を決める上で一番重要になるのが基地局です。
数はもちろんの事、配置がなかなか難しい問題となってきます。が、
全ての基地局を回っている時間は無いので、今回は基地局の「数」で各社の状況を見ていきたいと思います。
(数値は総務省発表データ)

表1:携帯各社の基地局数-北陸

事業者名
2007/9/1
2007/9/15
2007/9/29
2007/10/13
2007/10/27
2007/11/10
2007/12/1
D800M
955 974 1020 1021 1067 1093 1128
D2G
1101 1101 1102 1103 1103 1103 1107
a800M
721 745 749 753 754 756 756
a2G
104 105 110 110 111 111 114
S2G
1358 1359 1372 1372 1372 1372 1374

D800M:NTTドコモ,800MHz帯基地局
D2G:NTTドコモ,2GHz帯基地局
a800M:au,800MHz帯基地局
a2G:au,2GHz帯基地局
S2G:SoftBank,2GHz帯基地局
※SoftBankは800MHz帯免許を持っていないのでS800Mはありません。

携帯各社の基地局数グラフ

表2:携帯各社の基地局数(中継局)-北陸

事業者名
2007/9/1
2007/9/15
2007/9/29
2007/10/13
2007/10/27
2007/11/10
2007/12/1
D800-R
1 1 3 6 6 6 6
D2G-R
128 128 129 135 140 141 148
a800M-R
36 36 37 37 37 39 39
a2G-R
0 0 0 0 0 0 0
S2G-R
1577 1602 1669 1790 1826 1875 1906

-R:Relay(中継)局の頭文字。

携帯各社の基地局数グラフ(中継局)

これを見ていくと、一つわかる事があります。

auの基地局少なすぎ!!」

・・仕方無いんでしょうか。
それともう一つ、12/1現在のデータで、ドコモの2GHz帯基地局数を同800MHz帯(プラスエリア)の基地局数が抜いています。
電波は2GHzよりも800MHzのほうが遠くまで伝わりやすい。←、auの電波状況が良いと言われていたのはこのこともある。
ドコモは今後もプラスエリアを拡げていくようなので、もし今電波状況の悪い地点が有ったとしても今後改善が見込めるでしょう。
#それに比べて某a社・・。
さらに、次は中継局に目を向けてみましょう。
ここで「アレ?」と思った方は鋭い。(というか皆さん思うと思いますけどw)
数値で見れば気持ち良いくらいに〓SoftBank圧勝です。
・・、実はこの数値の中にはホームアンテナと言う物が含まれています。
これは、各家庭に設置するタイプの小さな小さな基地局で、電波状況の悪い屋内で快適に通信を行うために設置するためです。
例えば、2007/12/01時点での数値を例にして見ると、ホームアンテナの詳細な数という物は公開されておらず推測するしかないのですが、全国の数とソフトバンクの公表した数から推測すると、中継局全体のうちの約11.8%が「ホームアンテナではない中継局」ではないかと言われています。なので、2007/12/01現在のSoftBankの「ホームアンテナでない中継局数」は約225局と考えて良いでしょう。
ちなみに、SoftBankの中継局総数をホームアンテナでない中継局数(推測数)に置き換えると以下のようになります。

事業者名
2007/9/1
2007/9/15
2007/9/29
2007/10/13
2007/10/27
2007/11/10
2007/12/1
D800-R
1
1
3
6
6
6
6
D2G-R
128
128
129
135
140
141
148
a800M-R
36
36
37
37
37
39
39
a2G-R
0
0
0
0
0
0
0
S2G-R
186
189
197
211
215
221
225

SoftBankの実質中継局数

結果的に基地局・中継局大増殖プロジェクト実行中の〓SoftBankが1位となる結果ですが、かなり現実に近づいた結果だと思います。

さて、ここまで基地局数について書いて来て最後にこのような事を言うのはどうかと思ったのですが・・。

「実際の電波状況は現場に行かないとわからない。」

・・ごめんなさい。結局基地局数だけじゃどうにも説得力が無いデータしか出てきません。
最初にも書いた通り、電波状況は基地局の配置によってかなり変わってきます。
と、言うわけで次回からは実際に現場へ行って電波状況を調査した結果を書き連ねて行きます。


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